長田 雅人さん

35回定期演奏会(02427
   ドヴォルジャーク:序曲「謝肉祭」
   モーツァルト:交響曲第
40
   シベリウス:交響曲第
5
26回定期演奏会(961026
   ワーグナー:パルジファル前奏曲
         ジークフリート牧歌
   ブルックナー:交響曲第
4
24回定期演奏会(951125
   チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
            交響曲第5番

公式プロフィール(おさだ まさひと)

公式写真 1962年山梨県甲府市生れ。
 東京音楽大学を経て、桐朋学園大学において指揮を学ぶ。
 指揮法を、小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、紙谷一衝、オラフ・コッホの各氏に、ピアノを森田桂子、佐瀬道子、霧生雅江、音楽理論を有馬礼子、ファゴットを霧生吉秀、菅原眸の各氏に師事。
 在学中より東京室内歌劇場、NHK制作テレビオペラ、JMJ等において副指揮者として研鑚を積み、ボリショイ歌劇場日本公演、ウィーン国立歌劇場日本公演の日本側スタッフとしても参加した。
 1990年よりウィーンに留学。ミュルツツーシュラーク(オーストリア)において開かれたマスタークラス「20世紀の音楽」に参加。R・シューマッヒャー氏に師事し、ミュルツタラーカンマーアンサンプルを指揮。ウィーンで開かれたマスターコースにおいてはK・エスタライヒヤー教授に師事した。
 
1991年帰国以来、青少年音楽祭JMJマンドリンオーケストラ、東京室内歌劇場、仙台フィルハーモニー、札幌交響楽団を指揮。東京室内歌劇場においては、これまでに若杉弘氏のアシスタントを務めた他、「魔笛」、「ロング・クリスマス・ディナー」等の公演を指揮。また、なかにし礼氏による脚本、演出、三木稔氏作曲、オペラ「ワカヒメ」、「静と義経」の世界初演の副指揮者を務める。
 
1994年3月、フランスのドゥーエ市において開かれた「第8回若い音楽家のための国際コンクール・指揮部門(審査委員長/ジョルジュ・プレートル氏)において入賞。
 これまでに札幌交響楽団、仙台フィルハーモニーをはじめ、熊本交響楽団、KTS(鹿児島テレビ)室内オーケストラ等、各地のオーケストラを指揮。また、
1995年よりミュージカルの活動も加え、東宝制作ミュージカル「シー・ラヴズ・ミー」の日本初演以来1998年までの、帝国劇場、中日劇場、飛天、青山劇場の全公演を指揮。1993年3月、4月、東宝制作ミュージカル「南太平洋」青山劇場の全公演を指揮した。また、2001年3月、山梨県増穂町においてオペラ「智恵子抄」を指揮した。
 
1993年より世田谷フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者を務め、1998年4月より音楽監督に就任。ショスタコーヴイチの全交響曲に取り組み、演奏会のプログラム全曲をショスタコーヴィチの作品で並べるオーケストラとして注目されるオーケ ストラ・ダスビダーニヤ、においては、1993年の第1回公演より全公演の指揮を務めている。そのほかに、相模女子大学管弦楽団指揮者、なごや歌劇団音楽監督、東京アカデミー合唱団指導者、昭和女子大オープンカレッジ講師等を務める。

非公式プロフィール

長田先生との再会

小粥敬成(Vn
 あたらしく指揮をしていただく先生との出会いというのはいつもナーバスなものです。それは、半年なりの練習と半年毎の本番を、憂鬱なものにするか、それともハッピーな気持ちで酒を飲めるかの別かれ道だからです。まるでお見合いでもするかのような面持ちで興味津々次に来る指揮者の情報を聞き回ったりします。
 今回はどうだったかというと、私の場合、「えっ!長田さん?どこかで聞いたことのある名前だけれど、まさかあの“サガジョ”のときの人ではないだろうな。」「たぶん同姓の人で別人だろう。」と思いながら、昔の演奏会のプログラムを持って練習に行きました練習後に「まさか長田さんてこの方ではないですよね。」と言いながら見せたプログラムに載っている名前は、まさにご本人でした。世の中狭いものだと思います。
 長田先生は、現在もそうですが、神奈川県相模原市にある相模女子大管弦楽部という女子大のオーケストラの指導をされています。実は私は、とある縁で(秘密ですが)今から4年ぐらい前にそのオケのトラにお手伝いに行ったことがあるのです。たぶん打ち上げとかのお酒の席でも先生とご一緒したと記憶しています。
 1年目はベト7、2年目はブラ2だったのですが、その指揮ぶりの印象は、はっきり言ってあまり記憶にないのです。逆に言えば、癖がなく、素直な振り方だったのかなあと今になって思います。ただし、ブラ2の時に一緒にやったJ.シュトラウスの作品(ウインナワルツなど)へのこだわりようは、ウイーンで勉強されてきたというだけあって、強く印象に残っています。
 女子大生の中での人気はと言うと、時には厳しく、時には優しいお兄さんみたいな存在という感じで、みんなから先生、先生と慕われていたような印象があります。
 そんな長田先生を、みなさんも今回の練習で感じられたと思います。そこそこ若く(ちなみに私と同級生だそうです)説明が楽しい、たとえば「・・・をできるだけがんばってください。ぼくもがんばりますから・・・・。」とか。そして何よりも強く感じたのは、もう一段上の音量や、明瞭な音の立ち上がりを要求されて、おとなしいニューフィルに熱さをうえつけてくれるような指導の仕方をして下さっているのだなということです。
 ときどき厳しいこともおっしゃいますが、それは、アンサンブルのテクニックに関するアドバイスもさる事ながら、メンタルな部分へ訴えかけるものが強いと感じました。特に今回のチャイコフスキーの場合、それが良い方向に作用して、すばらしい音楽作りができるのではないかと期待します。
 是非、聴きに来てくれた人たちを熱くさせる演奏をしたいものです。長田先生、よろしくお願いいたします。 

長田さんの小説

 ワーグナー好きにまともな人はいません。この方もほんとうにヘンな人です。どれだけヘンかはこの小説を読んで頂ければ分かるでしょう。またあの毒気にあてられてみたいものです。
 もう一つ、ヘンな小説を読んでみたい方はこちらまで。